この冬のインフルエンザの感染者数が例年に比べて激減し、改めて新型肺炎の感染力の強さが浮き彫りになり、ますます死と隣り合わせかのような報道が増えそうです。が!自分で調べて適切に予防すれば、ぜんぜん予防できるので適切に怖がれば良いと思うんですが、煽る側が勝っている印象ですよね。
批判を覚悟で言えば、いささか怖がりすぎではないのかと。もともと宇宙からみたら、人間がいようがいまいが何も変わらないので活動そのものが「不要不急」なのに何か不自然。ゼロリスクのために囚人のような生活を送る方々が多くならなければ良いのですが。
人が普段懸命に努力するのは、大切な友達や恋人や家族と、遊園地で遊んだりや映画を観に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、旅行に行ったりと有意義な時間を楽しみたいというのがモチベーションだ。というケースも大いにあるはずだし、その習性は普遍的なはず。なのに何の煽りか「もう元には戻らない」といろんな所で耳にしますが、それは「人々が望まないものは元に戻らない」と解釈すべきですよね。
たとえば出勤によるストレスから解放されて楽になり、それに伴う定期代やオフィス賃料など無駄な固定費の見直しもはじまっていますし、既に稼ぐ力がある技術職の方はフリーランスや個人事業主の準備を始めていて、ますます「強い個」がいろんな方々と連携しながら新しいことを発信して活躍する時代になる予感がします。これは技術職に限らず浸透していきそう。しかも、その方が感染のリスクと共に生きる時代に相応しい気もします。
この先もコロナと共に生きていく前提で考えると、デザイン業界も「法人」のブランディングだけでなく、一部の著名人達だけのものだった「個人」のブランディングが一般的になり広がっていくだろうし、そのような仕事も増えていくと思います。
そんな「個」が大いに奮起できるように早くワクチンが接種され、皆さんの有意義な時間が少しでも戻ることをお祈りします。