アウトプットこそ強烈に記憶に残す最高のメソッド

私たちデザイナーは絵解き原人的な発想なので、そもそも文章を書くのが得意な方ではない。と一般的には思われがちですが、実は限られた時間でキーワードと共にアイデアを探ってカテゴリー分けしながら抽象的にアウトラインを決め、デザインへの落とし込みは最後に行い、その経緯を人に説明しないといけないので、私の見立てでは文章のアウトプットが得意なデザイナーは比較的多いと感じます。(ある一定のクオリティを越えてる方に限ってですが)

以前から、アウトプットと記憶の相関関係は感じていたものの、アウトプットに時間がかかることも多く。最近はブログやSNSなど発信するのが億劫に感じることもしばしば。そこで、これまで「インプット」に関する本は速読方や時間の有効利用など数多くあったのですが、「アウトプット」に関する本が少なかったので探していた中、見つけたのがこの良書。

精神科医の樺沢紫苑先生の本ですー。

私は、いわゆる非科学的で不安解消的な自己啓発本は好きでなく、あまり読みません。ただ具体的に行動を変えてくれそうな実用書はよく読みます。良い実用書の見極めとしてはたった一つ「読んだあと行動が変わること」これに尽きると思います。これは本に限らずなんですが。

しかもこの本、実用書に必須と言われる科学的かつ具体的なメソッドが80もあるので相当画期的なアウトプット本です。中でも感銘を受けたのが「非言語的コミュニケーション」「自己開示の法則」「相談する」など私にとっては目から鱗な内容もあり、改めて前に進めるために仕事も従来のやり方を少し変えてみようと思います。またブログとは記憶に残す最高のアウトプットの場所であると同時に「交流」の場なので日々更新することが大事。と記載されてます。耳イタタ。。。もげる。なので毎日の更新を目指していきます!!同じ著者で「インプット大全」も購入したのでそちらの感想も近々アップします。

この記事を書いた人

Sosuke

デザインで日本の産業を元気にする。をモットーに横浜馬車道でデザイン会社を経営しております。どうぞ宜しくお願い致します。
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